カラコンで思い出すこと

1月 24th, 2013

ど近眼の私は、普通のコンタクトはつけるが、カラコンをつけたいと思ったことがありません。
美人度でいえば、高めに評価してもせいぜい中の上ぐらいだろうけど、目だけは大きく、特に黒目の色が濃いところは気に入っていたりします。
旅行先の上海で、ドミトリーで同室だった中国人の女の子と下手な中国語で何とか意思疎通をはかっていた時、美人とは当然言われなかったが、目だけは「漂亮(きれい)」と褒められたことが嬉しかったです。。
音楽好きな私は、カラコンといえば、元X JAPANのhideのイメージが強かったように思います。
ギャルっぽい感じやふんわりした女の子っぽい感じのカラコンにはそれほど魅力を感じない私も、ロックっぽい尖ったファッションでカラコンをつけているのはかっこいいなぁと感じました。
私はデヴィッド・ボウイの“Life On Mars?”という曲のビデオ・クリップがすごく好きで、もう何回となく見ています。
若かりしボウイがピエロのような濃い化粧をして白い背景をバックに歌うというシンプルな映像なのだけど、光にこうこうと照らされた顔のアップが何度も映されます。
顔そのものだけでなく、目や口といった顔のパーツがそれぞれアップになったりします。
その中でも特に目がすごく印象的でした。
左右の目の色が違うだけでなく、瞳孔が大きさが違います。
さすが、先鋭的なファッションをするボウイだから、片目だけカラーコンタクトをつけていたのだろうとずーっと思っていました。
ところが、最近知ったのだけれど、彼は幼少時に喧嘩で左目の視力をほぼ失い、ずっと瞳孔が開いた状態になっており、左右の目の色が異なって見えるのだといいます。
何だか、そのような障がいさえもファッションのようにみせてしまう彼の魅力をあらためて感じたのでした。
話は変わり、友人が昔、ガールズバーの店長をしていたことがありました。
彼女はいわゆるギャル系ではなく、正統派の美人で、一度お店に遊びに行った時、その彼女がばっちりメイクでブラウンの髪を巻き髪にして濃いブルーのカラコンをつけた姿をみたが、それはそれは様になっていて、ヘアメイクにお金や手間をかけない私は、職業柄とはいえその美貌に磨きをかけるエネルギーに圧倒されました。
女の私からみてもあんなに綺麗なんだから、私がそこそこ小金持ちの男だとしたらそりゃ通うよねーと感じたものでした。
彼女はガールズバーを2年半ぐらいで辞めて、その後、結婚、出産、離婚を経てシングルマザーとなり、今度は介護施設で働きだしました。
体力的にもきつい仕事を続けることで無理がたたったのか、頻繁にぎっくり腰になったり、胃炎になったりといった体の不調があらわれてきました。
そして去年。
30代半ばにして緑内障を患ってしまいました。
おそらくは体質や生活習慣などが原因なのだろうけれど、ひょっとしてカラコンの装着も一因なのでは…と思うとちょっと怖くなりました。
カラコンをつける人たちが、自分を魅力的にみせようとすることはとても素敵なことだと思います。
けれど、目の健康には気をつけながら、おしゃれを楽しんでほしいと切に願います。